測定技術

米のゲルマニウム半導体検出器による測定(受託翌日:受託後24時間以内検査)

放射性セシウム・・固相抽出によるセシウムの回収・濃縮と精密測定

検査用の試料に含まれる放射性セシウムを効率よく回収・濃縮。 より精密測定を可能とします。

水中の放射性セシウムの濃縮

R0017537.jpg放射性ヨウ素やセシウムなどの測定は、ゲルマニウム半導体検出器によるγ線スペクトロメトリという測定方法で行います。 緊急時の水中の放射性セシウムの測定では、2Lのマリネリ容器で直接測定を行います。 しかし、このような直接測定では、定量限界が数Bq/kgとなります。 水や海水などを対象とした分析では、より精密に放射性セシウム測定を行う必要がありますが、この場合、水中の放射性セシウムを捕集し濃縮する必要があります。 この工程はリンモリブデン酸アンモニウムを添加して、セシウムを捕集し、その後測定容器に詰めて測定する方法が用いられています。 

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放射性セシウムの抽出の新技術・3M社製固相抽出ディスク

R0017631.jpg米国スリーエム社が開発した固相ディスクによる回収法は、水や食品中のの放射性セシウムを効率よく回収する事ができる新技術です。固相抽出ディスクをセットし、水・海水を直接濾過するだけで、含まれるセシウムが効率よく回収・濃縮されます。 その後、ディスクを乾燥させゲルマニウム半導体検出器にセットする事で、直ちに測定が可能となります。

この固相抽出法であれば、低濃度の放射性セシウムの測定や、精密測定においては、扱いも簡便であり非常に有効な測定法となります。
河川や海水、地下水の放射性セシウムの精密測定の場合、20Lの水から放射性セシウムをディスクに回収し、長時間測定する事で0.001〜0.002 Bq/Lというごく微量の濃度での測定も可能となります。 この測定であれば河川や海洋などの水中の放射性セシウム濃度測定が効率的に実施できます。

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